ねこらむ、第8回です。
迷い猫の情報を求むツイートと、行方不明のバンドマンの情報を求むツイートが並んでタイムラインにあがってるのをみて、この気持ちをどう表わしたらいいのかわからない舞草です。
どっちも無事みつかればいいなと願うばかりです。
さておき唐突に暑くなりましたね。
暑くなってきたのでそろそろだろうと思っていたところ、案の定母親からメールが来ました。
「猫どもを洗いたいのだが、いつ帰ってこれるか?」との内容。
猫を洗うには「 人手」が必要なのです。
【つかまえる→閉じ込める→洗う→タオルで水気を切る→ドライヤー】×2匹分、という行程をひとりで遂行することは困難です。
猫は水が嫌いで、風呂に入れようとするとこの世の終わりくらい叫び、暴れ、荒れ狂います。
猫の生態としては生涯シャンプーは必要ないようで、ペットとしての入浴はあくまで人間の都合であるわけでして、できることなら嫌がることはしたくないのですが、年に1度か2度だけ「ごめんよ。あとでフワッフワのかつおぶしをさしあげるから。」となだめすかしながら、風呂場にいざないます。
が、勘の良いあの子たちは何かを察して、隣の家の庭やタンスの裏など、我々が入れないところへ逃げてしまいます。
(↑隣の家の敷地に逃げ込めば安全と思ってる愚かな姿。)
捕獲が済んだら風呂場からの脱走を防ぐため、脱衣所もロックします。
脱衣所にタオルを敷き詰め、ドライヤーをセットします。
シャワーでお湯をぶっかけていくと、近所のひとに何事か?と思われるくらい鳴き叫ぶので、我々も猫に負けない大きな声で「だいじょうぶだよーいい子だねーすぐおわるよ〜」と腹から声をだして、となり近所に虐待ではないことをアピールしながら洗ってやるのです。
こんだけ苦労して洗っても、誰にも感謝されないし、むしろ浴後のあの子たちは警戒心むき出しで全然近寄れないし、毎回なんだか悲しいきもちで実家をあとにします。
たまに気持ちよさそうに湯に浸かる猫動画などを観ますが、昔飼っていた猫も含めて、うちでは到底考えにくい状況です。
(↑絶対に目をあわそうとしないやつ。)
本日も皆様、穏やかな日でありますように。
舞草香澄
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