「ねこらむ」第11回です。
「もう6月?早くない?このまえ年明けたばかりなのにもう上半期が終わる、」みたいなやりとりが本っ当に嫌なので、そんな話をふられた時には、大きく息を吸って、数秒目を閉じたあとに「私はそうは思わないけどね」と言う練習を開始しました。
そしたら「こいつ肝がすわってるな」もしくは「こいつ頭おかしいからちょっと距離おこうかな」のどちらかの定評を得られると思うんですよね。
私たちにもいろんな趣味趣向があるように、ねこが全員マタタビが好きかというと、そういうわけでもなさそうなんです。
これからの季節、あたりまえのようにスイカを差し出されたときにそれを断るのが面倒で仕方ない私ですが、同じことをねこにしていたのかと思うと、なんか悪いことしちゃったなと思います。
そもそもネコがマタタビが好きだなんて、直々にネコから聞いたひとなんて、この世にはいないんだから。
今日の写真は、私が「ネコは全員マタタビが好き」と思い込んでいた愚かな時代に、マタタビを差し出したときに無反応どころか、完全に下僕をみるような目つきをこしらえて、こちらを見る青島のネコです。誘拐したいほど惚れました。
ありがとうございました。
舞草香澄
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